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著者:羅川真里茂
発行:白泉社
インターハイシングル戦、延久VS静、留宇衣VS駿。
両試合の白熱した接戦の終盤までを描いていた巻でした。
羅川さんのスポーツものって、たぶんこれが初めてだと思いますが、描き方が上手いなぁと改めて思いました。
今回は、延久と留宇衣との両試合を交互に見せるという感じで、まったく違和感とかストレスとかなく読むことが出来たな、と思います。
読み返したらもしかして、『しゃにむにGO』の中でそういうのが上手くなってるって分かったりするのかなぁとか思ってみたり・・・
それと、これは『しゃにGO』以前からですが、人の内面や人間関係を描くのは本当に上手いな、と。
特に、本人(作者)は意識しているのか分かりませんが、人間のドロドロしたところを描くのには長けてるんじゃないかと・・・。
私はずっと駿が好きじゃなくて、ずっとスカした態度とかに腹を立ててたんですが、今巻を読んだらそんな彼の態度に納得が出来たというか、同情したというか・・・なんか理解することが出来たんです。
ただ、それが何故かとか、本の中に答えがあるのかというと、たぶん明確には描かれてないと思うんですが、なのに読んでいて「分かった」んですね・・・。
もう、そういうのが本当にすごいな、と思ってしまいます。
あと29巻で何故かとても印象に残ったのは、ひなことナディアが出逢ったシーンですね。
二人が偶然に出逢った驚きというのもありますが、二人のやり取りが見ていてなんだか可愛いなと思いました。
しかし、高校のテニスの観戦って、本当にあんなにうるさいものなんでしょうか?
テレビで見るプロの試合はもっと静かなんですけど・・・

原作:Production I.G・士郎正宗
監督:中村隆太郎
第4話 Altered States of Consciousness -変成意識-
第5話 O.B.E. -Out of Body Experience - -体外離脱体験-
第6話 Brain Homunculus -脳の中のホムンクルス-
第7話 L.T.P. Long Term Potentiation
-シナプス回路を変化させ、それを維持する能力 "人間の脳に於ける長期記憶の正体"-
第8話 Revolution of Limbic System
-脳の扁桃体を中心とする記憶・情動を司る大脳辺緑系-その革命-
第9話 Existential Ghosts -実存主義的なる神霊-
Vol.2では、太郎のトラウマに起因するだろう場所へ侵入する、というところから始まりますが、そこからまさか「魂抜け」(幽体離脱?体外離脱体験?)が出来るようになる、という話になるとは・・・という感じです。
しかも、その魂抜けした状態の格好が可愛い(ちょっとキモいから、キモ可愛い?)んですよ(笑)
一度、魂抜けしてからそれが癖になったのか、それから何度も魂抜けできるようになって・・・というのは、もし自分が出来るようになったら?と思うと怖いかなぁと思うんですが、太郎たちはそれを楽しんでいるようで、それはやっぱり子供だからかなぁと。
Vol.3では、一転(というわけでは無いかもだけど)専門用語が今まで以上に使われて、もう何がなにやらって感じです。
結局、魂抜けや不思議な体験をするのは、カウンセラーの立場からは「体外離脱体験」などと専門用語を使って、ただ脳内の現象なのだと説明をつけていたりしますが、第7話での入院中の太郎が魂抜け出来なかったというところから察すると、その魂抜けは太郎たちのいる町から離れては出来ないのじゃないか、となると、そういう現象はあの一体でしか起こり得ないものなのじゃないか・・・と。
ということは、謎はあの町にあるのかも知れない、と・・・。
Vol.3で驚いたシーンが一箇所。
太郎を誘拐した犯人が車で轢かれた場所に、今でも妙な黒い大男の影が出るということで、太郎と信と匡幸で見に行ったとき、その大男に追いかけられた匡幸が、シューティングゲームのように大男を攻撃することが出来た、というシーン。
あれは一体どういうことだったんだろう?
今後あのシーンについての説明なり何なりがあるのか、気になります。
最終的に魂抜けなどの現象・体験が、脳内での現象ということで説明付けられるのかどうなのか、その辺りがもうひとつ気になるところかな、と思います。
ジャンル:学園コメディ
原作・原案:コナミ
監督:岩崎良明
第7話 おせっかいが好き
会計の市川まゆらが男性と付き合っているらしい!?
でも、その男性には良くない噂があって・・・
第8話 さらば!極上生徒会
生徒会執行部として、テストで赤点はご法度?!
だけど、蘭堂りのは勉強ができなくて・・・
第9話 好きはとまらない
飛田小百合は飛田活生流の使い手。
だが、彼女には忌まわしい過去があった・・・
第10話 彼女に水着を着せないで
恒例のプール開きはだが、男性たちの格好の餌食。
そこで生徒会執行部は問題解決に乗り出すが・・・
第7話では、付き合ってるらしい男性に「別れてくれ」と説得することになって、一人一人アタックしていくんですが、そのシーンが面白かったかな。
シンディや小百合の「うふーん」とか。「右に同じ」「ミートゥー」とか(笑)
第8話では、生徒会が赤点を取っていては駄目というのは分かるんだけど、蘭堂りのが「未来を不安に思うから勉強が身につかない」という理由がおかしいと思います。意味がわからない・・・。
第9話は小百合の過去のお話でしたが、まあ、よくあるお話で特に感想もないんですけど、角元れいんとの関係(幼なじみということだけども)が異常かなぁと思います。
第10話はですね、普通に警察に通報したらいいんだと思いますよ(爆)。不法侵入ですからね。そうしたら万事解決だと思うんですけども・・・。
全体的に女の子の異常ともとれる友情を描いてるんですが、だからちょっと受け入れがたいなぁってところが多く目に付きます。残念です。
著者:藤崎聖人
発行:小学館
最後1冊で死領とどう決着をつけるんだろうかって思ってたんですが、ちゃんと上手くまとめたなぁと感心してしまいました。
というよりは、こういう終わり方にするっていうのは最初から決めていたんでしょうね。
ウィキペディアだったかどこかに、「ネタ切れで困ってる」というような内容のことを書かれていたので、途中のネタ作りには困っているけど、最後(というか死領との戦い)はどうするかっていうのはずっと頭の中にでもあったんでしょうねー。
そう思えるくらいキレイに話がまとまってるという感じがしました。
最後のライオンと鉄生のところは「まさか」と思いましたが、でもまぁ漫画だからそれも有りかなと・・・。
ただ、最後はっきりとした決着はついてないのかな?
死領があの後どうなったのか、巧もどうなってしまうのか・・・その辺りが気になるところです。そこに余地を持たせるということは、今後また『WILDLIFE』が復活することもある!?
あと、恋人であるはずの宝生さんが最後の最後に出てこなかったのは、なんだか可哀想に思えたんですけど・・・

メインは獣医師の話だったとしても、最後にチラッとでも宝生さんを出してあげないと、なんだか途中で挿話した宝生さんが恋人になって同棲する、という話がやっつけで描かれたように感じてしまって・・・なんだか淋しいし可哀想・・・

考えすぎかも知れませんが・・・
あと、ギリギリになって最後の最後になって出た鉄生の師匠、賀集さん。
結局、彼がどんな風にすごい人なのか分からずじまいでしたね。もともと書くつもりは無かったのかも知れませんが・・・。
それにしても、最後のほんの数ページしか出なくて、ラストの1コマでは賀集さん視線で鉄生を見送るシーンは、「もしかしたら賀集さんって架空の人物か、もうこの世にいない人?」と思えなくも無い感じで・・・いや、これも考えすぎだとは思いますが

ま、なんだかんだ言っても最後グダグダじゃなくて一安心って感じですね。
次は藤崎さんの次回作が楽しみです。
監督:アン・フレッチャー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
『ロズウェル』に出ていたキャサリン・ハイグルさんが出ていたので、是非観たいと思った作品でした。
また、相手役のジェームズ・マーズデンも『魔法にかけられて』や『X−メン』に出ていたので、こちらも注目してました。
内容の感想ですが、主人公の女性・ジェーンの何事も一途なところが良かったなと。
結婚式に対する思い、会社の上司への想い、亡き母への思い・・・など。
それでいて、決して消極的ではないというところも良かったと思います。結婚式では自ら動いて盛り上げたり、上司に対しては仕事が出来るアピールもする。
ただ、想い人(上司)に対してなかなか告白できない、ちょっと奥手なところがあるのに、中盤でライターのケビンとの関係などは少し違和感がありましたね。
それと、ケビンの記事でジェーンが傷ついて――というのは、男女の立場の違いはあったかも知れないですが、似たような映画があって、それを思い出してしまいました。
それでも、過去に着た27着のドレスをジェーンが着て、ケビンがそれをカメラに撮って・・・というシーンは観てて楽しかったです。
ジェーンの妹・ケイシーに関しては最後、ちょっと驚きました。
てっきり自分勝手な女性かと思ったら、(そういう部分はあると思うのだけど)そればかりではなかった、と。
その人の見かけや行動だけで、その人の心の内など勝手に判断できないんだとハッとさせられました。
ロマンティック・コメディということで、所々に笑いもあり、最後もきっちり笑わせてくれる、そんな作品です。



