『カラフル』(映画) ★★★
原作:森絵都
監督:原恵一
出演:冨澤風斗、宮崎あおい、南明奈、まいける、入江甚儀、藤原啓治、中尾明慶、麻生久美子、高橋克実
主人公とプラプラの声にはガッカリしました。
前半の早い段階からイライラし、最後には憤りすら覚えました。
プロの声優を使いたくない、という気持ちは分かります。
『カラフル』の中ででも『クレシン』の父・ひろし(藤原啓治さん)が出てきて、それだけで噴出しそうになったりしましたし(風間くんやしんのすけも居たらしいですね。気づかなかった)、一般に(?)毛嫌いされてるらしい萌え系の声優にはこういう作品は不向きだというのも分かります。
声優の決まりきった演技が嫌だというのも。
そういう点では俳優などを使うのも仕方ないと思いますが、それなら本気でその作品の、そのキャラに合った人を選んで欲しい。選んだら厳しく指導して欲しい。
ハーフなのに関西弁をしゃべるという「“見た目”のギャップが面白かったから、急遽関西弁でしゃべってもらった」というような監督のインタビューがありますが、それならその設定部分をどの程度熟考して、どの程度細かくまいける君に指示を出したんでしょう?
一見しただけですが、その仕上がりには疑問を抱きました。
――以上、感想でした。
って、声だけの感想しかありませんが、今の自分にはこれ以外の感想は書けません。
映画観てても声ばかりが気になって、内容に集中できませんでした。
そんな自分が憎いです。
声のことがなかったら、最後の食事のシーンは絶対泣けてたと思います。
(お父さんがティッシュもらえないところは笑いましたが・笑)
あ、あと主人公とプラプラ以外の声は良かったです。
宮崎あおいさんも南明奈さんも、ホントに彼女たちが?っていう感じで違和感なかったです。
内容については、またDVD観たら改めて書きたいと思います。