『フォーチュン・クッキー』 ★★★★
監督:マーク・ウォーターズ
出演:ジェイミー・リー・カーティス、リンジー・ローハン、マーク・ハーモン、チャド・マイケル・マーレイほか
いがみ合ってた母と娘が、ある日突然入れ替わってしまう、というお話。
とても面白かったです。
見た目は十代なのに中身は大人、見た目は大人なのに中身は十代。見てると目を覆いたくなるシーンもあるけど、でも楽しくて仕方ない(笑)
しかも楽しいだけじゃないんですね。
忙しく働く母親とのすれ違いばかりか、母親が再婚するってこともあり、きっと娘は尚更反発してたんだろうなぁと思うのですが、入れ替わることで母親のことを徐々に理解していくわけです。
逆に母親が娘のことを理解するシーンはあったっけな? とは思うものの、娘の姿でライブ?の舞台に上がってエアギター(笑)するシーンがきっと、娘のことを理解した瞬間だったろうなと思います。
互いに互いを認め合ったあとのスピーチは本当に感動的でした。
あと、中身は娘の母親に、同じ学校に通う(?)働いてる(?)青年が好意を持つというのも面白い。
最初は入れ替わる前の娘と会い、互いに惹かれあってたのが、入れ替わってから青年は母親(中身は娘)に好意を寄せ始める、というのが面白かった。
やっぱり中身なんですねー。
弟も良かった!
最初は小憎らしい!って思いましたけど、実は学校では様子がちょっと違ったり、姉にイタズラするのは…なんだったけ? とにかく姉のことが好きってのは伝わってきて、ほんわか和みます^^
女優さん、俳優さんも素晴らしかったです。
主役格のお2人が素晴らしい! 入れ替わりもまったく違和感なかったです。
とくに娘の方のリンジー・ローハンは、きちんと大人な演技をしていて良かった。見た目の若い女性が、年代に合わない大人な口調や態度を見せるギャップが良い。
その逆だとちょっと見てられないって思ってしまうんですけどね…(^^;
最後のリンジーの歌も良かったです。
彼女のことを知らなかったので、最初はバンドを組んでるアーティストが主演をやってて、本業は音楽の方なのかなと思ったりましたが…
ただ、最近のリンジーさんはちょっとアレで残念ですが、この時のリンジーさんは素敵でした。
以上、友達とでも家族とでも楽しめる映画で、とてもオススメです。
