『
チャック』 シーズン1~3 ★★★★
出演:
ザッカリー・リーヴァイ、
イヴォンヌ・ストラホフスキー、
アダム・ボールドウィン、
ジョシュア・ゴメス、
サラ・ランカスター、
ライアン・マクパートリン、ほか
シーズン1~3のまとめての感想になりますが、とても面白かったです!
厳密に言うと、シーズン2の途中まで星5つで、それ以降は星3つ~4つかな、という感じですが…
最初はそれほど期待せず借りたんだけども、見てみたら本当に面白い! 面白すぎ! で、一気にシーズン3まで見てしまいました。
頭の中に機密データが入っちゃって、何かをきっかけにして瞬時にデータが甦るという、ちょっと有り得ない内容でも、こんなに面白くしてしまう海外ドラマってホントすごい。
まず、登場人物がみんな魅力的だったり面白かったりで良い!
とくに主人公の
チャックのヘタレっぽいのに優しくて、誠実で、面白くて、家族思いなところが素敵です^^
(でも、髪型はシーズン1のときの方が好きかも)
1話目で「こんな主人公大丈夫?」とか思ってたら、その後は彼の良いところしか出てこないっていう(笑)
親友のモーガンとの絡みも面白いし、最初は負け組み同士で見てられないと思ったけど、段々2人の信頼関係が素敵に思えてきました。
あと、シーズン3まで数人の女性と良い雰囲気になりましたが、(サラは置いといて)一番良かったのはサンドイッチを売ってる子だったな。身長差も良かったし、あの2人の雰囲気が一番良かった。
あ、ひとつだけ、シーズン3の最初で廃人みたいになった
チャックは見てられなかった。その後の
チャックとサラとケイシーの様子も痛々しくて、あんな
チャックは見たくなかったなーと。
チャックの親友、モーガンも変な魅力があって良い!
最初はオタクでチャックの姉に片思いしてて、その姉に気持ち悪がられてて、最初の方はそういう雰囲気があったからそこまで気にならなかったのに、次第に面白キャラとかイジられキャラとか、そういうところで好感が持てるようになってきたかなと。
しかも、いつの間にか人望も付いちゃって、今ではチャックと同じくらい好きキャラです。
親友なのに、ずっとチャックの秘密を知らされずにいたわけですが、それを事件に巻き込まれる形で知ってしまい、初めてチャックから告白されるわけです。
最初はすごい怒ったり失望したって言うのかなと思ったら、さすがモーガン。喜んでしまうという(笑) あの軽さというか心の広さというか、計り知れない思考回路はモーガンならではだなと。
っていうか、本当にチャックのことを信頼してるんだなと思うと、いい奴だなぁって思いますね。
チャックの護衛の1人、サラ・ウォーカーも魅力的!
美人でスタイル抜群なのはもちろん、気持ちをあまり表には出さず仕事に徹する姿とか、チャックと一線を引きつつもチャックを守ったり励ましたりする言動とか、とても好感が持てます。
ただ、シーズン1の終わりか2の始まりか、死んでるはずのブライスが入ってたカプセル(?)を爆弾と勘違いし、死ぬと思って勢いチャックとキスをしたけど、そんな風にチャックに勘違いされるようなことをしておきながら、イライラをチャックにぶつけたときは納得いかなかったかな。
あと、シーズン3の始まりで、チャックと駆け落ちしようって自分から行動したのにはびっくり! 以前から普通の生活に憧れてたみたいだけど、まさかそんな行動に出るとは思わなかったです。
チャックのもう1人の護衛、ジョン・ケイシーも好きですよ!
最初は非道な奴なのかとムカムカしてましたが、次第に…本当にちょっとずつ打ち解けて行ったり、ちょっと面白キャラになりつつあったりで、とても好感持てます。
絶対に口には出さないけど、チャックやサラやモーガンのことを深いところでは信頼してるってことが伝わってくるので嬉しいです。
何だかんだ言っても、一番頼もしいのはジョン・ケイシーだと思いますね。
「男らしい」という点ではケイシーが一番かなと。
チャックの姉、エリーも好きですよ。
ちょっと過干渉かなとは思いますが、それも両親が失踪してて2人きりの姉弟なら仕方ないかなと思うし、本当に弟を大事に思ってるんだなと感動したりもします。
過去のエピソードで一番感動したのはエリーかな。
シーズン3の最後でリングの人間に騙され、チャックに対して誤解するような場面があり、さらに父親を失って、てっきり動転して終わるのかと思ったら、意外にもちゃんと周りの話を聞いて、判断して、行動を起こしたことはびっくりしました。
やっぱり素敵なお姉さんだなと。
エリーの恋人→夫のデヴォンはまぁ、良い人かな。
最初は何事にも動転しない“オーサム”な人なのかなと思いきや、チャックの秘密を知ったあたりでミーハーになったり、恐怖に晒されて情緒不安定になったり、逃げるために国境なき医師団に参加しようなんて言い出したり、なんか変なキャラになっちゃったなぁとは思いましたが。
実はエリーにプロポーズする以前の様子で、本当はゲイだったりするのかもと勝手に考えてたりしてたんですが…
でも、シーズン3の最後ではちゃんと行動を起こしてたので、やっぱり頼れる人なのかなと思いました。
チャックが働いてるお店の同僚、レスターとジェフリーも良い味出してると思います。
最初はやっぱキモ…って思うし、それは今でも同じですが、この2人がいるから面白いってところもあるので、必要な存在だなと感じます。
ところで、レスターの歌は上手いのか下手なのか…イマイチ分からない。下手ってことになってるし、下手に聴こえるんだけども、途中から上手いように聴こえるのは何でなんだろう。
アンナ・ウーは途中で居なくなってしまいましたが、まさか居なくなるとは思わなかった…
途中から実はそこらの男より強かった、っていう情報が出てきて、ケイシーがCIA?に推薦しようとか言ってたので、てっきりチャック側の人間になるのかと思いきや、シーズン3であっさりモーガンに振られてしまって、ちょっと可哀相かも。
ハリー・タンは嫌いなキャラだったなー。
それでも、こういうキャラは必要なんだろうと思って、ずっと居るんだろうなと思っていたら、意外にもあっさりと消えてしまったので、ちょっとホッとしてしまった。
でも、騙されて飛ばされたわけで、ちょっと可哀相かなとは思いました。
途中から出てきたエメットは、もう最初から最後までイヤなキャラでしたね。
上司には媚びて、部下には威張りくさるという。しかも、それだけではなく上司を蹴落とすことも虎視眈々と狙っていたという、何から何までイヤな奴です。
最後は撃たれて死んでしまいますが、正直スカッとしてしまいました。あまり大っぴらには言えませんけどね(^^;
ビッグ・マイクは最初、イヤな上司かなと思ってました。
でも、何かよく分からないけど、いい人っぽいなぁと感じるようになりましたね。なんでだろ。
それでも、イヤなところは目に付くんだけども。
モーガンの母親と付き合うようになったのはビックリでしたが、モーガンが同じ家に住んでるのも気にせず、母親とイチャコラできる神経はやっぱり理解できない。モーガンが可哀相すぎ。
とはいえ、お店でビッグ・マイクがモーガンの母親とキスしてて、それを見たモーガンが「僕のママと寝たの」(だったっけ?)って言うところ、あの言い方が面白くて何度見ても笑えるんですよね。
大学時代のチャックの親友だったブライスは、何だか複雑なキャラだったなと。
初めはチャックを陥れて大学を退学させておいて、でもなぜか死ぬ間際に機密データを送ってくる。さらに、チャックを退学させたのはチャックを守るためで、それを知ったときは本当に感動した。
でも、ちょっと予想はしていましたが、実はブライスはこのとき生きていて、サラの相棒兼恋人だったので三角関係に…? 2人の気持ちを知ってるっぽいのに、かき回すようなことをしたりして、うーん、やっぱり食えない奴って感じでしょうか。
それでも、死んでしまったのは悲しいけども。
キャラがこんなに魅力的ってことは、やっぱり俳優さんの雰囲気も役柄にピッタリなんだろうなって思うんですよね。
というか、役柄にピッタリな俳優さんを選んでるんだろうなと。
もしくは、役柄に俳優を当てはめたあとで、臨機応変に役柄の方に手を加えて行ってるとか、そういうのはありそう。
同じくストーリーとかも行き当たりバッタリではないけど、面白くなるようにその都度考えて作られてるのかなと。
それでこんなに面白く出来るんだから、本当に海外ドラマってすごいなと思います。
1話に入ってるシーンとか情報とか展開とか、そういうのが多く凝縮されてるんですよね。
1話だけで充分に内容が濃いし、勢いがあるので無理がありそうな設定でも、そんなん気にせずに見れてしまいます。
シーズン3になって、ちょっと勢いは(私の中で)落ちてしまったかなとは思いますが、次はいよいよチャックとエリーの母親が出てくるんですよね。
チャックが働いてたお店も爆発してしまうし、モーガンにも彼女が出来たりしないのかなって気になるし、少しずつでもシーズン4を見て行きたいです。
ただ、シーズン5がまだこちらではレンタル化されてないようなので、早くレンタルされるといいな、と。
まさか、5だけ無いなんてことないですよねー…
スポンサーサイト
テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ