『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 ★★★★
原作:桜坂洋(『All You Need Is Kill』)
監督:ダグ・リーマン
出演:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、ブレンダン・グリーソン、ほか
面白かったですよ。
日本のライトノベルがアメリカで映画化と聞いて興味持ってました。
原作は読んでなくて、それほど期待してはいなかったと思うんですが、冒頭でちょっと変な感じはしたけども、どんどん引き込まれて行きました。
ループもの、という分類なんですね。
あまり意識したことのないジャンルです。
実は映画を観るまで知りませんでした。主人公が「死ぬごとに強くなる」と聞いて「?」と思いながら観て、「あー、なるほどな」と。
ループするにも理由とか原因があって、ループできなくなる原因もあるという。
主人公には「ループする者」としての先輩(女性)が居て、女性はそれを知ってるから作戦が失敗すると主人公を殺し、また初めからやり直させようとする。
最初は主人公が怖がってるしキツいなぁと思いながら見てたけども、その内、主人公も慣れてしまった様子がなんだか面白かったです。
ただ、2時間という短さのせいか、戦いの中で強くなっていく過程がちょっとあっさり気味だったかなというのと、主人公とヒロイン以外のキャラクターがちょっとおざなりだったかなと。
それでも、魅力のある2人だったとは思います。
とくにリタを演じるエミリー・ブラントさん、良いです。
『プラダを着た悪魔』とか『ガリバー旅行記』を観てて、いつか主演やって欲しいなぁと思ってました。とても魅力ある女性だと思います。
ラストは余韻?を残した感じで、「もう少し先を見たい」と思うような終わり方でした。
何というか、これが日本のアニメ映画だったら、絶対すんごい切なくなっただろうなと思う。
原作をぜひ読みたい、と思って映画を観たあとで何度か書店で探したんですが、なぜか見つからなかったんですよね。
いずれは絶対読みたいと思います。
