『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』 ★★★
監督:坂本浩一
脚本:三条陸
出演:桐山漣、菅田将輝、山本ひかる、木ノ本嶺浩、ほか
戦闘シーンがとても格好よかった。
最後の方で仮面ライダーが危なくなったとき、みんなで祈るシーンが感動した。
敵であるNEVERのルナ・ドーパントの人(須藤元気)が面白かった。
ラストの翔太郎とフィリップの掛け合いが面白かった。
…それくらい。
期待して行ったのが良くなかったのか、それとも後ろの人が座席を時々蹴ってきて、それが気になって仕方なくて映画に集中できなかったからか、思ったほど「面白い!」というのはなかったです。
(ホント座席蹴るのはどーにかしてくれっ!!)
戦うシーンは確かに良かったです。見惚れました。
ファンは必見ものだと思います。
ただ、物語はどうだったろうなぁと…
国際特務調査機関員の女性・マリアと、NEVERのボス・大道克己のつながりが都合よすぎじゃないかと思ったり。
(というか、国際特務調査機関員っていうのが嘘だったとか?)
フィリップくんはマリアを自分の母親(シュラウド)じゃないかと思ったようだけど、フィリップくんの母親が国際特務調査機関員っていうのも無理がないかなぁと思うし。
んで、マリアがどういう女性かって分かったあとの展開が、ああ、よくあるパターンだねと…
マリアが自分の母親じゃないって分かった後でも、最後にフィリップくんがマリアに「お母さん」と呼んだところは感動しましたが。
だいたい、映画の中でも翔太郎が言っていたけど、そういう女性に甘いハーフボイルドは翔太郎の役目のはずですよね。
まぁ、翔太郎は翔太郎で1人で変身して戦うっていう、見せ場もあったから良かったけども。
なんだか調子狂うなぁって思いました。
映画だから戦闘に重点を置いてシリアスな展開にしたのかも知れないけど、もう少し今までのコミカルなシーンが見たかったなと思いました。
ルナ・ドーパントだけだよ、面白かったのは。
あと、亜樹子さんと照井の恋の話があると言うから、どんなものかと思ったらまぁ…
あれなら無い方が良かったんじゃないかとさえ思う。
中途半端だし、照井の前だけぶりっ子になるような恋が長続きするのかが疑問。
亜樹子さん嫌いじゃなかったのになぁ…
それから、園咲家が一切戦いに参加しなかったのも残念。
メモリが使えなかったっていうのもあっただろうけど…
う~ん、難しい立ち位置だとは思いますが。
NEVERと戦ったとして、圧倒的に強いのもどうかとは思うし、負けてしまうのもダメだろうし…
ホント、ダブルは私的に最後が残念だったなぁ。
テーマ : 仮面ライダーW(ダブル)
ジャンル : テレビ・ラジオ