『ゴーストハント』 FILE1 ★★★★
原作:小野不由美
監督:真野玲
声優:名塚佳織、泰勇気、成田剣、浜田賢二、鈴木真仁、釘宮理恵、岡本信彦、岡野浩介、ほか
「なんだかとっても遅いアニメ化」という印象があります

この原作、かなり昔に書かれたものなんですよね…原作の1巻は1989年発表とあります…すごい古。
そして、コミック1巻の発売は1998年、原作1巻発表から9年後。
更にアニメ化が昨年の2006年、コミック1巻発売から8年後、原作1巻から考えると17年!
…そんなものなのかなぁ。
他の作品のアニメ化うんぬんとか考えたことないから、実のところよく分かりませんが

それでも、最近はすぐなんでもアニメ化(あるいはドラマ化)してしまうから、やっぱり17年という数字は驚いてしまう。
さて、そのアニメの感想ですが、特にひどいところもなく、かと言って目を引くところもなく…
漫画は読んでいたんですが、イラストの印象がアニメになって結構変わってるな、と思いました。
特に主人公の麻衣が、漫画だともう少し中性的というか、少年っぽいというか、もう少し幼いように感じたんですが、アニメになると少し女の子らしくなってるかなって感じですね。
あと、オープニングとエンディングのアニメーション? は拍子抜けでした。
あっさりしすぎてて、もうちょっと何かあっても…と思うんですけど。
ただ、怪奇現象が起こるシーンは、やはりそれなりに怖くはありました。
今回はラップ音とか、ノックとか、足音とか、「音」に関係するものばかりでしたが、真に迫ってて良かったです。
あとは、ジョン・ブラウンの奇妙な日本語が聞けたのは良かったかな

声優さんも大変だろうなぁとか、変な同情をしてみたりして…
そういえば、所々で笑えるシーンとかあるんですが(上記のジョンが初めて喋るところとか、誰かが冗談を言うところとか)、そういったところは素直に楽しめました。
間を取るのが上手いというか…って私が言うのも変ですが。楽しかったですよ。
DVD1巻に「悪霊がいっぱい」全3話が収録されてるのも嬉しかったです。
次の巻に続く…とかなってたら、気になって仕方ないですもんね。
3巻以降は上下巻になってることもあるみたいだから、これは気をつけないと…
漫画を読んでるので内容は全部知ってしまってるんですが、やはり次巻以降も見てみたいなと思います。
