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監督:曽利文彦
脚本:半田はるか、曽利文彦
ストーリーや詳しいことはこちらへ。
ぜひ映画館で観たかったな、と思うほど映像が綺麗で迫力があって、戦闘シーンに魅力がありました。
特にロボットなどの映像が本物に見えるほどすごいと思いました。
ただ、人物の方はわざとそうしてあるのか、陰影に少し違和感を覚えました。その為、というわけではないんですが、人と人が抱きあうのにもCG独特の違和感がありましたね。
それでも、人の細かい動き(手すりにもたれる時の体重移動とか?)は、まるで本物のようでこちらも感嘆するばかりです。
ストーリーとしては、鎖国したため謎だった日本の姿というのが、話が進むにつれて徐々に見えてくる様子が上手かったな、と思いました。
最初は何をやってるのか分からなかったんですが、見ていくうちに段々と分かってきて、あるいは最初の方のシーンやあのセリフはこういう意味だったのか、とハッとさせられたりして・・・
ただ、何となく全体の雰囲気がアメリカっぽいですね。
主役のベクシルはアメリカの人で、初めの舞台もアメリカですが、途中から舞台は日本になって、日本人がたくさんいて日本らしい風景もあったりするんですが、それでも何故か(舞台が日本になっても)アメリカっぽい雰囲気になってしまってるような・・・
いや、アメリカっぽいというより(アメリカ行ったことないんで
)、自分が感じたのは「アメリカ映画っぽい」かも知れません。舞台は日本でも主人公がアメリカ人だったり、主人公が所属しているアメリカの部隊(?)との関係が作中でずっとあるので、その辺りのシーンを観て「全体的にアメリカ映画っぽい」と感じてしまうのかも知れないですね。
ただ、主要キャラの日本人の雰囲気とか、なんか日本人らしくないかなぁと・・・
その辺りなんだか気になってしまいました。
それでも映像などは素晴らしいので、それだけでも一見の価値ありだと思います。
脚本・監督・原作:新海誠
幼い頃の恋の、成長するにつれて変わる、あるいは変わらない心を描いた作品、としては王道を行くようなストーリーだと思いました。
描写はすごく洗練されてるんじゃないかと思うんだけど、全体の流れ(ストーリー)を考えたとき、特徴的な・・・あるいは印象に残る場面(風景や描写でなく人同士の会話とか)がないので、ありがちなものと思えてしまう気がします。
風景や描写以外で特徴的だったと言えば、登場人物の一人語りのところかな。
主人公・遠野貴樹の心の内や、篠原明里の手紙文や心の内や、そういう言葉のひとつひとつはとても綺麗に感じました。詩的というのかも知れないですね。
新海誠監督が「日常によりそった作品を目指す」とおっしゃっていた通り、そういう情景描写に力を入れているなっていうのは観ていても伝わりました。
舞台となる町、風景は元になった場所があるようで、そういうのもしっかり伝わってきたし、その在り来たりの風景の中でも、登場人物の心情というのを重ね合わせたときの、景色の変化というのも感じられたんじゃないかな、と思います。
ただ、最後が長く感じましたね・・・。
エンディングアニメーションとエンドロールと、続けて見せられたって感じで。
あれは失礼な言い方になりますが自己満足なんじゃないかと。
それから、主人公の男性に最後もう少し救いが欲しかったです・・・。
原作:筒井康隆
監督:細田守
制作:マッドハウス
原作の約20年後の話、かと思っていたんですが、「大林宣彦版の実写映画の約20年後を舞台にした「続編」」(Wiki参照)だったんですね。
どのような違いがあるのかは分かりませんが・・・。
観てる途中でも、見終わった後でも、思うことは「どこかで観たことある」でした。
あまりにも既視感を覚えるので、もしかしたらテレビで放映した時にでも観たんじゃないかと思うんですが、でも記憶にないんですよね〜

初めのころは、映画の雰囲気が『おもひでぽろぽろ』か『耳をすませば』に似てるから既視感を覚えるのかとも思ったりして。
内容の感想としては、見終わったあとはとにかく“切ない”と、この一語に尽きました。
「未来で待ってるから」と言って、本当に会えるというわけでもないだろうに・・・会えるのカナ?
会えるのだったら会えるところまで描いて欲しいし、会えないのだったらやっぱり切ない。
途中の場面では、主人公の女の子がタイムリープという、過去を行ったり来たりできるようになって、他人の告白を取り持ったりなんてのは良いとしても、別の場面で「ちょっとそれはどうなんだろう?」っていうのがあって、気持ちは分からないでもないけど、もう少し考えて使おうよって思いました

原作者の筒井康隆さんも「主人公が非常識すぎる」とおっしゃっていたようで、それは頷ける部分だと思います。
だけども、これも筒井さんもおっしゃっていましたが、現代ならではの『時をかける少女』が描かれていると。
主人公がああでなければ、きっと最後のシーンであれだけ切なさを感じることも、もしかしたら無かったんじゃないかな、と思います。
それでも、不思議と映画を観終わったあとの気持ちが、原作を読んだあとと似ていた気がします。
って当たり前かな?原作ほとんど忘れてるんですけどね・・・

私はこういう切ない話は好きじゃないんですが、作品としては素晴らしいものだと思うので一見の価値あり、と書いておきます。



