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「アパートの管理人クリーブランドの前に、1人の少女が現れる。
彼女はストーリーと名乗り、ブルー・ワールドという世界から来た、水の精「ナーフ」なのだという。
彼女を元の世界へ帰すため、アパートの住人がそれぞれの役割を持って、次第に心をひとつにしていく――」
水の精が元の世界へ帰るのを阻止する怪物も出てきて、物語が静かに進んでいくわりには緊張感がある作品かな、と思います。
物語はひたすら、このアパートの中で進められるんですが、それが気にならないほど話に引き込まれてました。
思い返すと、いろいろと引っかかることはあるし、気になることもたくさんあるのに、見せ方が上手いのか見てるときは、先が気になって結構集中してしまいました。
確かに途中、それが途切れてしまうところもあるんですけど、現実世界の、しかもボロそうなアパートの中で、ファンタジーなストーリーが広がっていく様子は、何だかドキドキしました。
この作品、M・ナイト・シャマランさんの作品にしては、あまり人気ではなかったようですね。
というか、かなり叩かれたようで・・・

確かにそういう話を聞いて、改めて思い返してみると、指摘する箇所というのは思いの外たくさん出てくるんですが、それでも、この作品がそこまで悪かったかっていうと、私はそうは思わないですね。
ただ一点、監督が出演なさってますが、もう少しちょい役にした方が良いかと思われます。
評価は少々高めに付けてます。
本当は星3つで良かったかなぁとは思ったんですが、先にも書いたように、ただのボロアパートでファンタジーな展開が広がっていく様子にドキドキしたし、そこはすごいなって思ったので評価は星4つとしました。
「監督が出すぎている」という一点以外に、ナーフという存在がイマイチ分からない、というところも指摘できるところかと思います。
≪ネタバレ≫
映画の冒頭でナーフは「人間に語りかける」みたいなことを言っていましたが、結局ストーリーという少女は誰に対して積極的なことはしていない。現れたのもアパートのプールに勝手に住み着いて、管理人に見つかってしまうという感じでした。
それから、「人を探している」という話でしたが、管理人が彼女の代わりに人を探しながら、気が付くと「彼女を帰す方法を探す」ということになっていた・・・その辺りがよく分からなかったです。
私的に評価は高いですが、M・ナイト・シャマランさんの作品として評価は悪かった、というのにも頷ける――そんな作品でした。
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